圏央道常総ICを降りてすぐの3万7千平方メートルの敷地に、「空中いちご園」としてオープンしたGRANBERRY DAICHI。
大きく広がるビニルハウスへ誘う、受付、エントランス、カフェ・販売スペース、取れた苺の加工ができる観光農園施設の計画です。
メイン通りと農園、内外空間を結ぶ中間領域となる、三角の大屋根のGRAN GATEが、ここに訪れた観光客や地域の人々を迎える、ハブとなります。
筑波の山並みと呼応する連続的な切妻屋根は、奥に並ぶビニールハウスと相重なり、敷地内の建築の一体性を図りながら、メイン通りから、カフェ・販売スペースへと誘い、空間に緩やかな抑揚を創出します。
GRAN GATEをくぐるとビニルハウスと空の風景が広がり、屋上テラスからもメイン通りより左右に広がるビニルハウスを眺めながら、お茶やお酒を飲むことのできる、まさに「空・食・憩・癒」を感じられる、敷地全体が広場のような体験型観光農園を実現しています。
延床面積:869.12㎡
規模・構造:鉄骨造 2棟