母屋と前面道路とを繋ぐ動線上に門(ゲート)と住宅の2つの用途をもたせた建築です。3.6m×2.25mの開口を設け車の往来を確保し、社会と家族の接点をつくります。
北側に配置した吹き抜けの大空間と南側の子ども室などの小空間を集成材の壁で緩やかに区切ります。自在に開けられた開口から1枚の壁を行ったりきたり自由に行き来することができ、人と空気がお互い感じあえる空間を構成しています。
子ども達が、自分自身で、直接肌に触れながら、考えながら家という環境と共に成長していくことができる可能性を持った子どもから大人へのおもちゃ箱です。